今どきスーツはバラしてナンボ！！！TAGLIATORE【タリアトーレ】

Up Date2020/07/04靴

こんにちは。
　
CINQUE CLASSICO OSAKA店のカミカワです。
　
本日は、弊店の拘り抜いたTAGLIATORE【タリアトーレ】スリーピーススーツを用いたビジネスコーデをご紹介致します！！！
　

スタッフ身長177cm、体重65kg
　
スーツ　15周年ノベルティー付き TAGLIATORE【タリアトーレ】3ピースシングルスーツ　着用size44
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シャツ　BARBA【バルバ】ドレスシャツ　着用size37
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ネクタイ　FRANCOBASSI【フランコバッシ】
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チーフ　FRANCOBASSI【フランコバッシ】
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シューズ　EDWARD GREEN【エドワードグリーン】MIDFORD　着用size7 1/2
ONLINE
　
バッグ　SERAPIAN【セラピアン】ブリーフケース
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我等イタリアファッション業界は、
今や来年の春夏シーズンの仕入れの展示会シーズンという事で、国内出張へ大忙し！
　
コロナ禍により、プレコレクションとメインコレクションが同時に行われている前代未聞の試み。
　
弊店のお取り扱いブランドの中でも安定してレギュラーの座に君臨しております、
TAGLIATORE【タリアトーレ】のデザイナー兼オーナーのピーノ氏によるリモート説明も新鮮でした！
　
そんな同ブランドより、来年は弊店でも発注しないディテールの組み合わせの3ピーススーツをご紹介！！！
　

こちら、一見ただのグレンチェックのスリーピーススーツかと思われますが、実は弊店の拘りがたくさん詰まった一品なんです。
　
「ジャケット」「ジレ」「パンツ」と三点をバラバラでオーダーし組み合わせており、
今回のタイトルにも記載しております通りイマドキのスーツはバラして着れる、
いわば「ブロークンスーツ」とも称されております。
　
故に、それぞれ”単品使いができる”という点もお墨付き。
　
スーツをビジネスだけで着るのは大変勿体無く、バラして其々単体が活き活きしているのであれば値段以上の価値有りですよね！
　
まず、ジャケットは『DAKAR（ダカール）』という、袖裏も無ければ副資材も殆ど省いているという”最軽量”のモデル。
　
又、ポケットにもご注目頂きたいのがこちらはパッチポケット。
　
そうなんです、パッチ【patch】＝貼るという意味合いの通り、
生地を貼られたようにして作られているこのポケットこそ、カジュアルジャケットに多く見受けられるディティール。
　
これからの盛夏を前にして嫌気がさしてくるかと思われますが、こちらであればシャリ感のあるサマーウールで涼しくお召し頂けます。
　

ジレにつきましては、『BEN/F（ベン）』というショールカラーダブルジレのモデルを採用。
　
私好みで八つ釦で裾に向かって鋭角に付けられている釦や、
ラペルに掛かっているダブルステッチ等ビスポークさながらの雰囲気に。
　
流石はTAGLIATORE【タリアトーレ】、既製服の無限な可能性を感じさせます。

そしてパンツには『ARNOLD（アーノルド）』という、「ベルトレス、ツープリーツ、デュエボットーニ」
というモリモリなギミックの効いたパンツ。
　
実はこちら、幾度も当ブログでご紹介致しましたが、
私も立ち会った昨年の展示会で、オーナー兼デザイナーのピーノ氏が穿いており、

これええやん！
　
と、元々はクライアント用として出していなかった型紙をおこして頂いた代物！
まさに思いを形にできた企業努力なんです！
　
これまでのイタリアブランドのアイテムはいかんせんパンツが細すぎて、
スーツを買われるお客様はパンツのお修理を承る事が多かったんです…。
　
ですが、ご覧の通り股上も少し深く腰回りもゆとりが出ており、ようやく我々の思いが届いたと言わんばかりっ！（泣）
　
そんな弊店の拘り抜いたそれぞれのアイテムをオーダーし、一緒に販売しているという事なんです！
　
そんなスリーピーススーツは、ブラウンのグレンチェックにてオーダー。
　
英国感漂うグレンチェックに、イタリア好きなブラウンが掛け合わさっており、玄人志向の代物へと昇華。
　

シャツには、モノトーントレンドを直に感じて頂ける、グレー地にペンシルストライプの代物を採用。
　
パキッとしすぎない褪せたグレー故に、ビジネスでもほんのりモード感漂う雰囲気へと昇華。
　
仕事終わりにネクタイを取ったならば色気ダダ漏れの夜顔に早変わり！
　
今回はビジネスシーンという事で弊店でも安定的なコスパから、
広くビジネスマンに支持されておりますFRANCOBASSI【フランコバッシ】を採用。
　
ネイビー×ブルー×サックスという、寒色系統の爽やかなパターン。
　
又、ピッチは広めで知的な雰囲気へと昇華してくれます。
　

シューズには、男性ならば生涯に一足は持っていただきたいEDWARD GREEN【エドワードグリーン】のMID FORDを採用。
　
弊店のドレスシューズブランドといえばの確固たるレギュラーの座を何年も務めて頂いております。　
　
英国革靴ブランドの中でも最高峰の評価を得ている同ブランドは、　
その質と人気はジョン・ロブと並び称されるほど。
　
しかしエルメス傘下のジョン・ロブ(パリ)と違い、エドワードグリーンは様々な経営上の危機に苛まれながらも、
大手ブランドに吸収されることなく独立したブランドとして現在の地位を築き上げているのもまた魅力で、
なんといっても少量生産で質を重視した製品そのものの高級感とステータスに、
弊店でもコアなファンが未だ後を絶たない程なんです。
　
そんな同ブランドより、こちらMID FORDは一番フォーマルなストレートチップに、パフォレーション（穴飾り）を横一線に施した一品。
　
他と少し一線を画し、拘ってますよ感を感じられる代物。
　　
冠婚葬祭やいつ何時もお使い頂ける汎用性の高さを誇っており、
買って後悔しないベストワン賞かと！
　

金額もそれなりにしますが、お金は天下の回り者。
　
これを履いて仕事に精を出せば、きっとそれ以上の成果報酬が得られて感謝する日が来るはず！
　

バッグにはSERAPIAN【セラピアン】のブリーフケースを採用。
　
カシミアンレザーと称される程の柔らかいレザーを使用し、　
　
とても上質なシボ革と楽しんで頂けます。
　

手に馴染むハンドルと、持つだけでできる男が体現できちゃうスマートなサイズ感、
　
ペンポケットやカード類の収納スペースも多く配置されているなど使い勝手は申し分ありません。
　
有数の世界都市であるイタリア・ミラノのブランドが解き放つ品のあるシルバージップが絶妙にマッチしたデザインで、
　
幅広い男性に永く愛用していただけるデザインも魅力の一つです。
　
かつてはかのオードリーヘップバーンも”ローマの休日”で用いられたことでも有名ですね！
　

シューズとバッグのお色味を統一すれば、このような淡い色味のスーツスタイルも締まってみえます！
　
これからのビジネスシーン、オフィスカジュアル、なんなら2ピースにカットソーを合わせたりと、
　
多様性のある代物。
　
ご参考頂けmust幸いです。
　
　

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