アメカジをイタリアンに！！TAGLIATORE【タリアトーレ】

Up Date2019/10/04靴

こんにちは。
　
CINQUE CLASSICO OSAKA店のカミカワです。
　
最近は、盛り上がっておりますラグビーの試合前に行われる「ハカ」がカッコよすぎて、
　
鏡の前で「カマテ！カマテ！」言うてましたら隣からドンドンされた今日この頃…。
　
そんな盛り上がりは弊店でも引けを取りません。
　
本日は、TAGLIATORE【タリアトーレ】の金ボタンジャケットを用いて、イタリア的に解釈したアメカジスタイルを後ご紹介致します。
　

　
スタッフ身長178cm、体重55kg
　　
ジャケット　TAGLIATORE【タリアトーレ】ダブルジャケット　着用size44
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シャツ　Finamore【フィナモレ】CPOシャツ　着用sizeXS
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カットソー　FEDELI【フェデーリ】クルーネックカットソー　着用size42
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パンツ　INCOTEX【インコテックス】ラウンジパンツ　着用size44
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シューズ　DOUCAL’S【デュカルス】タッセルローファー　着用size42
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バッグ　CHAMBORD SELLIER【シャンボールセリエ】
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今や我々のイタリアファッションを中心とするセレクトショップでは、
　
アメリカのスクールスタイルすなわち「プレッピー」や「アイビー」スタイルが盛り上がりを見せております。
　
その流れ所以、今季に至っては何型金ボタンにてジャケットをオーダーしたか。
　
今回はその中からTAGLIATORE【タリアトーレ】を採用。
　

一見ただのネイビーに見えますが、実は近くで見ると「艶やかなブルー」と「深みのあるネイビー」で織りなられているホップサック生地なんです。
　
その為素材に奥行が生まれ、ストイックに見えながらも「実はちぃと違うんだよな」という自己満足感がたっぷりと味わえます。
　
そんなコンサバで粋な素材をダブルの金ボタンでリッチ且つブレザーに寄せてオーダー。
　
同ブランドの最大の特徴は基、このウェストのカッティング。
　
それ所以、古き良きアメリカンをまるっきりエレガンスに昇華させ、色っぽく似て非なりのブレザーが完成。
　

そんなジャケットに合わせたのは、Finamore【フィナモレ】よりCPOシャツをセレクト。
　
そもそもCPOシャツとは、第二次世界大戦中に艦上の作業服をルーツとしたアウターシャツが由来で、
　
頭文字の「Chief Petty Officer（チーフ・ペティ・オフィサー）」の略称であり、上級下士官である海軍のランクを持つ「海軍下士官」を指します。
　
と、堅苦しい事を並べましたが、端的に言えば「海軍のお偉いさんが着ていたシャツ」です。
　
それからというもの、アイビーファッションの流れからスクールスタイルでそれが用いられるようになったとか。
　

今回はそんな古き良きタフなアメリカ時代から存在していたCPOシャツをブラックウオッチでセレクト。
　
ブラックウオッチはタータンチェックの中で唯一ここまで色味が深く、合わせやすいトラッドな一柄だと思っております。
　
ネイビーブレザーにブラックウオッチのパンツを用いるのがもはやセオリーとなっている中、セオリーをカッコよくぶち破るのが我々の仕事。
　
シャツにブラックウォッチを持ってくる事で上半身に焦点を当て、伊達なスクールスタイルへと様変わり。
　
又、今の時期は寒暖が不安定な為、何を着ていいか分からない問題に直面するんです。　
　
そこで、こちらのCPOシャツであれば、このようにカットソーを下にかましてシャツアウターとしてはもちろん、
　
冒頭のルックのようにジャケットのインナーとしてもモーマンタイで、汎用性の高いアイテムなんです。
　
一枚で着るにも、このアイコニックなチェックと両胸に配されているフラップポケットで、
　
十二分にアウター並みの存在感を意してくれます。
　
インナーにかませば、いつも合わせているシャツの襟型よりは少し小さい小襟で変わり映えのしないVゾーンを一掃してくれます。
　

その汎用性高しのCPOのインナーには、この春夏で展開しておりました、
　
FEDELI【フェデーリ】の最高級コットンを用いたイエローのカットソーをセレクト。
　
昨今は「ネイビー×イエロー」のこなしやデザイン配色が多く、
　
我々で扱っておりますFRANCOBASSI【フランンコバッシ】のネクタイでもその配色が顕著に見られておりました。
　
ネイビーに対する補語色としてイエローとのこの二色はどちらも引き立つんです。
　
又、今まであれば通常ジャケットにシャツという二枚だけの重ね着で終わっていたところ、
　
昨今はジャケットとシャツの間にラガーシャツや、ジップアップブルゾン等、着こなしが多様化しております。
　
今回のコーデもそれにちなんで、レイヤードを利かせた算段。
　
ちょっとこなれた印象になるでしょ！
　

パンツにはINCOTEX【インコテックス】よりカジュアルラインのラウンジパンツをセレクト。
　
ハウンドトゥースのブルーという爽やかな英国らしさが伺える色柄で、合わせやすくも主張もしてくれる万能君。
　
ラウンジパンツという名前の由来通り、ラウンジでくつろげるようストレスフリーなウェストシャーリングは基、
　
人工化繊も多用している為ストレッチ性も兼備。
　
ラウンジパンツこそ見た目は綺麗に履きたいとの事で、ノープリーツですっきりとした直線美を体現。
　
ご覧のようにパンツの裾処理はダブルで仕上げて、ラウンジパンツをラウンジパンツっぽく見せないのが肝です。
　

通常、ネイビーの金ボタンジャケットに対する足元は大抵茶のローファーなイメージですが、上記で申し上げた通り、
　
「セオリーをカッコよくぶち破るのが我々の仕事」
　
今回はネイビーのスエードタッセルローファーをDOUCAL’S【デュカルス】でセレクト。
　
スエードの茶はド定番で既にお持ちの方も多いと思われますが、今はブラックやネイビーのスエードが旬。
　
全体的にネイビーのワントーンで仕上げる事でカットソーのイエローが立つんですよね。
　
流行りや時代を追いながら自分なりにしっくりくる着こなしを是非お試しアレ！
　
ご参考頂けmust幸いです。
　
　