高級タオルを身に纏う！？TAGLIATORE【タリアトーレ】

こんにちは。

CINQUE CLASSICO OSAKA店のカミカワです。
　
今回は、私のカルティエマストタンクをご紹介…
　
って、コラコラ！
　
（買ったもんすぐ魅せつける悪い癖じゃ）
　
気を取り直して、本日はTAGLIATORE【タリアトーレ】シングルジャケットにカルティエマストタンクを…
　
ってもうええわ！
　
本日はTAGLIATORE【タリアトーレ】シングルジャケットを用いたコーデのご紹介！！！
　　

スタッフ身長170cm、体重68kg
　
ジャケット　15周年ノベルティー付き TAGLIATORE【タリアトーレ】シングルジャケット　着用siz46
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ニット　FILIPPO DE LAURENTIIS 【フィリッポデローレンティス】クルーネックニット　着用size44
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パンツ　INCOTEX【インコテックス】ワンプリーツパンツ　着用size46
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シューズ　EDWARD GREEN【エドワードグリーン】PICCADILLY　着用size7
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バック　ACATE【アカーテ】フラップクラッチバッグ
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ストール・マフラー　Spacca Neapolis【スパッカネアポリス】スカーフ/ネッカチーフ
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TAGLIATORE【タリアトーレ】は「レラリオ-LERARIO」社の２代目兼クリエィティブディレクターであるピーノレラリオ氏によって１９９８年に誕生したブランド。
　
同氏は、ブランドを出す以前、幼少期から家系の職業柄テーラーに浸りきりな生活を送っており、なんと５歳の頃からテーラーの世界に出入りをしているという。
（私が5歳の時はスーパーマリオに夢中でしたが…）
　
そんなテーラーの血筋も手伝って、TAGLIATORE【タリアトーレ】設立以来ピーノ氏はデザインに留まらず、パターンや縫製など全ての行程に指示を出しております。
弊社もお世話になっております雑誌LEONや数多メディアにも引っ張りだこな事から、デザイナーよりもモデリストという職種に近いのかもしれませんね。
更に、ピーノ氏はショップのオーナーまで務めるハードワーカーで、バットマンの衣装も手がけた実績も持っているとの事。
　
いわば何でも出来ちゃうのでここまでの話を聞くと、いつ休まれているのか…汗
　

そんな同ブランドの最大の魅力は、「裁断士」というブランド名を意味しているその名の通り、両脇からウエストを絞った立体的でシャープなライン。
　
ここだけ聞くと、オーダースーツで事足りる技術かなというお声も聞こえてきそうですが、
美しい「シェイプ」を生み出すためには、各部の寸法のバランスが取れて初めて成り立つものであり、胸幅や裾周りの寸法など様々な箇所を計算し直す必要があるんです。
故にどうブランドが生み出すジャケットからは、相当な回数のシルエット検討の賜物と卓越した裁断スキルの高さが伺えるかと。
　
実に、正規輸入代理店の代表の方と何度も試行錯誤を重ね、タイト過ぎて腕が上がりにくかった所を1年半かけて議論を交わし、ようやく今のベースが出来たという話も。
　
「イタリア人＝いい加減で面倒くさがり屋」
というイメージを持つ方も、この話を聞けばただの成り上がりではなく、成るべく努力をして成ったブランドだとイメチェンされたかと。
　
又、ウェストの絞りだけではなく腕周りも締まっているので、もたつきや野暮ったさが無く男らしくもシャープな印象が演出出来ます！
　
私も初めて袖を通した時には色気がありつつ本格的な作りで、副資材を省いているのにそう思わせない立体感があるなと感じました。
　
肩の作りではラグランの作りを思わせる肩線を大きく後ろにズラしたパターンは、
見映えだけでなく腕の稼働域を広げる作りで、とても着心地が楽なんです。
　

又、こちらはコットンシルク素材のパイル調をネイビーで採用。
　
パイル生地とはそもそもタオル素材等に主に使われております。
ループ糸にクッション性があるため、包み込むような柔らかな肌触りが特徴且つ、パイルは平面的な織物にくらべて表面積が広い為吸水性が高いのも大きな特徴。
　

同ブランドの特徴の一つに、各バイヤーが好みの仕様に選べるシステムがあるのも実は覚えて頂きたい。
　
どの素材にどの形を載せるかというのはもちろん、ステッチ・肘パッチ・ボタンの種類などが選択することが出来る等、
バイヤーの腕が試される事項ですが、「ファッション」を楽しむイタリアらしい考え方であるこのシステムはタリアトーレの強みの一つ。
　
こちらはシルバーボタンに変えており、ネイビーブレザーをよりモダンに昇華。
パイル生地はカジュアルな印象がある為、こちらのシルバー牡丹で華やかにビジネスでも着れる仕様に！
　

インナーには、この秋冬から同ブランドでも顕著にトレンドカラーとして打ち出しがあります「イエロー」を、
FILIPPO DE LAURENTIIS 【フィリッポデローレンティス】より採用。
　
まず、ここまで発色の良いニットは私もかれこれ見たことが無く、染色技術や上質な素材でないと中々これ程の発色にはなりません。　
　
カットソー以上ニット未満といったところでしょうか、ザラッとした肌離れの良い感触ながらニットらしい弾力もあるこの夏間違いなしの一品。
　
今回はジャケットのお供としてネイビーに映えるイエローを採用。
　
このようにネイビーの補語色に値するイエローはとても互いの色を映えさせる相乗効果があり、
クリーンでアクティヴな印象に！
　
又、昨今この組み合わせはネクタイでも多く見られている配色パターンで、プレッピーの流れに相応しいんです！
　

ネイビーの下には白しかないと思っていたそこの貴兄は、これ一度￥17,000（税抜）なのでお試しで購入するのもいかがかなと！
　
昼食代「￥800」+休憩時のコーヒー「￥200」＝合計「￥1,000」を月計算すると約25,000程！？
ただそれを家から持っていくようにすればそれで高級なイタリアンニットが買えるんです！
　
何かモノが残るお金の使い方も悪くはないのでは！？
　
そんな発色の良いニットの首元には、若くしてクラシックな装いとネクタイ事業で成功をされているニコラさんの
Spacca Neapolis【スパッカネアポリス】より、ネッカチーフを採用。
　
イエロー×ブルーの配色が綺麗で、ジャケットとニットの色を拾った算段。
　
ネッカチーフビギナーもこれなら容易く挑戦できるかも！？
　

合わせたパンツには弊店のパンツブランドを牽引してきたINCOTEX【インコテックス】より、今季の新作『1.0』ウノプントゼロをブラックで採用。
　
意味合いとしてはパソコンや携帯の「VERSION」と同義で「INCOTEX」のスタートを意味しております。
特徴としては、フロントの３点留めを２点に省略したりウエスマン部分の芯地を軽くする事で、より軽快な着用感を味わえます。
　

又、これまで多くの方に認知されていた「30」をベースにしたslim fitではなく、股上が少し深い「54」tapered fitモデルを採用。
　
僅かに深めな股上に対しギュッと効いたテーパードで、野暮ったさはなくとても綺麗に履いていただけます。
　
裾も元からタタキ始末でフィニッシュされており、股下の長さが合えばそのまま履いて帰れる手軽さも兼備。
　
同ブランドのパンツはお値段が最低でも3万後半というイメージかと思われますが、こちらは上記で申し上げました通り、
様々な部分を簡素化している故にお値段もお求めやすくなっております！
　
素材はウール100%の上質なトロピカルウールを採用しており、サラッと風通りも良く夏のビジネスマンを助けてくれます！
　

シューズには、弊店のドレスシューズブランドといえばの確固たるレギュラーの座を何年も務めて頂いております、EDWARD GREEN【エドワードグリーン】より、
PICCADILLYというコインローファーをブラックにて採用。
　
英国革靴ブランドの中でも最高峰の評価を得ている同ブランドは、　
その質と人気はジョン・ロブと並び称されるほど。
　
しかしエルメス傘下のジョン・ロブ(パリ)と違い、エドワードグリーンは様々な経営上の危機に苛まれながらも、
大手ブランドに吸収されることなく独立したブランドとして現在の地位を築き上げているのもまた魅力で、
なんといっても少量生産で質を重視した製品そのものの高級感とステータスに、
弊店でもコアなファンが未だ後を絶たない程なんです。
　
こちらPICCADILLYは冠婚葬祭やいつ何時もお使い頂ける汎用性の高さを誇っており、
ONタイムはもちろん、OFF時には節度を保たれた装いに見える逸品。
　
上半身にカラーアイテムを寄せましたので、パンツのブラックと色彩統一をしミニマルに仕上げた算段。
　

そしてこちらカルティエマスト…
　
ておい！！！（三回目）
　
ACATE【アカーテ】より、同ブランドの火付け役ともなりました、フラップクラッチバッグBREVA を採用。
　
「コーディネートに自然に溶け込むバッグ」をコンセプトに立ち上げられた、繊細なイタリアブランド。
A4サイズがあえて入らないデザイン設計となっており、ペーパーレス・キャッシュレス化に先駆けてこの大きさのバッグが丁度良いんです！
　
シューズと同じブラックにて採用し、コーディネートに重みを持たせました！
　
今季はモノトーンに挿し色が旬です！
　