MOORER【ムーレー】ダウンブルゾン SIRO のコーディネイトをご紹介します。
こんにちは。
CINQUE CLASSICOの行徳(ぎょうとく)です。
冷え込んで参りましたが、師走も早中旬を迎えようとしており、皆様慌ただしくお過ごしかと存じます。
ここではダウンで温まっていただきましょう。
今回は、MOORER【ムーレー】ダウンブルゾン SIRO のコーディネイトをご紹介します。
ブルゾンは、MOORER【ムーレー】ダウンブルゾン SIRO ポリエステル モカブラウンです。
900フィルパワーと言われるシベリア産の最高級ホワイトグースダウンを使用したダウンです。
その混用率は、ダウン92%、フェザー8%です。
ダウンには羽軸がなくタンポポの綿毛のようにふわふわとしていて、フェザーとは羽軸の付いた羽毛のことで、それを完全に排除することはできませんので、ダウンがほぼ100%と言えます。
フロントはジップとホーンボタンでの二重開閉ですので、防寒性に優れています。
シルエットは、身体の線に沿ってシェイプしているのですっきりとしたシルエットです。腰のドローコードを絞ればウエストを更にシャープに見せれます。
胸にハンドウォーマーポケットと袖にジッパー付きのポケット、サイドにはフラップ付きポケット、インナーにもジップ付きのポケットが左右にあり、収納力は抜群です。衿には釦で取り外し可能な滑らかな手触りの触りのラビットファーが付いており、更にネックベルトが防寒にも機能的でありながら、よりスタイリッシュに見せます。
ホーン釦やスナップ釦やファスナーやファスナーのスライダーなどは重厚感のある別注のオリジナルの副資材を使用しています。
前述したダウンを贅沢に使用してはいますが、少ない量のダウンで非常に高い保温性を発揮するので、軽量感も兼ね備えており、ダウンジャケットの最高峰とも言えるMOORER【ムーレー】の品質の良さを体感していただけるアイテムです。
ニットは、ZANONE【ザノーネ】ハイゲージタートルネックニット ヴァージンウール ホワイトです。
ここではすっきりとホワイトのタートルネックニットを合わせました。
独特のサイジングバランスで、身幅、肩幅、アーム部分をタイトに、着丈を短めに設定したシルエットはきれいです。
首周り、ウエスト部分と袖に長めにとられたリブがシルエットを引き締めます。
ミドルゲージではあるものの、柔らかな手触りが特徴ですが、素材の上質感は原毛そのものはもちろんのことですが、染色自体を糸にする前の工程段階で、綿(わたの時点で染めているのでメランジ調になっています。
トップ染めと言いますが、色に奥行き感が出るので、上品な感じになります。
トレンドアイテムというよりタートルネックはもはや定番アイテムと言えます。
パンツは、GTA/G.T.A【ジーティーアー/ジー・ティー・アー】ウールリブジャージーパンツ GIORGIO ウール ナイロン ライトグレーです。
ブラウンのブルゾンに対して黄金の組み合わせであるグレーのパンツを合わせました。
まさに履いていることを忘れてしまうような履き心地で、快適そのものです。
しかしながら、決して緩くはなく、きちっと感は残している点が、さすがGTA/G.T.A【ジーティーアー/ジー・ティー・アー】です。
ウエストベルトの内側は赤いテープでパイピングが施されており、これがポイントになっていて、見えない部分へのこだわりを感じさせます。
釦のサイドアジャストタブが付いており、クラシックなディティールを残しつつ、今っぽいシルエットを出したリラックス感のあるパンツです。ショート丈のブルゾンからかっちりしたジャケットまで、足元もスニーカーからレザーシューズまでコーディネイトは万能です。
シューズは、DOUCAL'S【デュカルス】タッセルローファー スエード ブラウンです。
シューズはブラウンのブルゾンつながりでブラウンのスェードシューズを合わせました。
程良いボリューム感があり、やや短めのノーズに適度な丸みのあるラウンドトゥのフォルムは立ち上がりのいいサイドウォールや小さめのヒールカップによって、全体のバランスの良さを感じますし、いろいろなアイテムにコーディネイトできるスェードのタッセルローファーです。
グットイヤー製法の靴などと比べると重量感を感じさせず、マッケイ製法で作られているので、柔らかさがでるため「コンフォータブルな履き心地」で、ソールの返りが非常にいいですし、クッション性があり、履きやすく歩きやすいシューズです。
革も厳選された牛革の中でも、特にキメの細かい部位のみを使用するなど徹底した品質管理を行なっています。
グローブは、GANTIER CAUSSE【ガンコス/コース】手袋/グローブ H0003 PEC CORK No lining コーク ペッカリーです。
グローブは少し明るさをポイントにしたいので、コークを合わせました。
グローブにおける素材は羊革や鹿革、豚革などが主流ですが、それらの素材で最も手袋に適しているのがペッカリーレザーといわれています。
これはイノシシ科に属する動物なのですが、軽くて丈夫で柔らかく、そして摩擦にも強く通気性も良い革です。
また、他の革と比較しても頑丈で傷がつきにくい特徴があることから、「グローブに最も適したレザー」とされています。アマゾン・ジャングルで生息する世界最高峰と評される野生のペッカリーを使い、熟練された職人が代々受け継ぐ伝統的な手仕事によって仕上げます。それは創業当時から一貫して守られているそうです。
通気性に優れた大きな毛穴も特徴のひとつで、銀面には剛毛の痕を示す3つの毛穴が整然と並びます。
「グローブとは、第二の皮膚である」その言葉が表す通り、しっとりと手に吸い付くような感触を味わえます。
マフラーは、BEGG&CO【ベグ アンド コー】セミリバーシブルマフラー Arran Semi-Reversible Stone Flannel カシミヤ グレー×グレージュです。
ブルゾンのブラウン系とパンツのグレー系の両方のカラーを取って、グレー×グレージュを合わせました。
100年前から使い続けられてきた織り機を使用し、「織る」「洗う」「ブラッシング」「カット」の全ての工程が人の手によって行われています。
棘のある植物 ティーズル(アザミの実)で、生地の表面を優しくブラッシングし、さざなみ状の毛並みを作ります。
現在はアザミの実を使用すると時間を要するため、ローラーを使用していることが多いのですが、昔からの製法を守っています。
この技法から、スコティッシュカシミアでしか体感できない、艶のあるしっとりとした風合いが生まれるのです。
カシミア山羊の柔毛から作られるニット製品は、1枚におよそ4頭分の毛が必要とされ、カシミアには、「繊維の宝石」、「繊維の女王」の名が付いています。
貴重なカシミア山羊から紡毛引きした肉厚で贅沢なラグジュエリーなリバーシブルカラーの美しいカシミアストールです。
濡れたような光沢感があり、滑らかな手触りと暖かさがあります。いろいろな巻き方をすることで、カラーとともにVゾーンのアクセントとになります。
ご参考にしていただければ幸いです。