春を意識したブルースーツスタイル!De Petrillo【デ ペトリロ】
コート TAGLIATORE【タリアトーレ】バルカラーベルテッドコート 着用size44
スーツ De Petrillo【デ ペトリロ】シングルスーツ NAPOLI 着用size44
シャツ BARBA【バルバ】ドレスシャツ 着用size36
ネクタイ FRANCOBASSI【フランコバッシ】
シューズ EDWARD GREEN【エドワードグリーン】CADOGAN D82 BLACK CALF 着用size7
バッグ CISEI【チセイ/シセイ】別注 901 CINQUE WLS シボ革 ブリーフケース
ベルト ANDREA GRECO【アンドレア・グレコ】クロコダイル マットブラック 着用size80
暦上では立春を過ぎ、本日もなんだか日中は少し暖かく感じました。
そんな中、春来たる兆しに必要なスプリングコートを採用。
こちらは、当ブログでも幾度となくご紹介されておりますTAGLIATORE【タリアトーレ】よりSALOMON。
通称、バルカラーコートと呼ばれ、スコットランド・インヴァネスの近郊にある地名バルマカーンに由来しております。
1850年頃からこの地で着用されており、特筆すべきデザインはゆったりとしたラグラン袖に、七分丈ほどの末広がり型の着丈のコートを総称致します。
そんな古くから存在する同アイテムも、時代を越えタウンコートの代表格として今もなお愛され続けております。
高いウェスト位置から鋭角に絞られたグラマラスなシルエットで一躍人気を博した同ブランドですが、こちらはその真逆を突くようなオーバーシルエット。
前述したバルカラーコート本来のデザインはそのままに、 高いウェスト位置に付けられたベルトにより足長効果と、ウェストマークを付けてニュアンス効果も期待出来ます。
コンフォートな着心地は言わずもがなで、バサッと羽織るだけで決まるリラックスした余裕のある大人の特権を得る事が可能。
あくまでスプリングコートは冬から春にかけて季節の変わり目による、冷たい風をシャットするだけの物故に、スプリングコートで暖を取ろうとはしないでください。
スーツには、De Petrillo【デ ペトリロ】を採用。
私も弊社に入社してから数多イタリアブランドを着てきましたが、現在はここのブランドで最終着地かなと。
ハンドメイド感を程度に感じつつ、スタイリッシュに見せてくれるこのバランスこそDe Petrillo【デ ペトリロ】が叶えてるのではと自負しております!
特に、クラシコイタリアに加盟しているブランドはその他多数ありますが、お値段が現実的ではないんですよね…。
その点、同ブランドは給料一ヶ月分で立派なスーツが買えるので、お財布にも優しいんです。
同ブランドの特徴でもある、「首へ吸い付くノボリ」や、直線的ではなく「少し前に振った袖付け」等が可動域を広げてくれて快適な着用感を演出。
ハーフ毛芯故にご覧の通り風になびくこの仕立ての軽さがナポリらしさを物語っております。
にしてもこちら鮮やかなブルーですね。
新生活にはもってこいの一品ですね。
合わせ方は至って簡単。
こちらのスーツが持つ爽やかさや涼感、端正さをそのまま崩さずに演出してあげれば良いだけです。
端正と言えばこの形のシャツ。そうタブカラーですよね。
首元をピシャッと締めてくれ、背筋が伸びるようなVゾーンを演出してくれます。
ネクタイには、FRANCOBASSI【フランコバッシ】より採用。
適度に芯地の入った、且つボトルネックの形故に結び目が小さくなりやすく、締め心地が最高なんです。
ピッチ幅の太いストライプ故に印象はさることながら、アイボリーベースの爽やかさが鮮やなスーツのお色をより引き立ててくれます。
シューズとバッグはブラックで統一すれば、新生活のスタートに締りが出て良いですね。
是非ご参考下さいませ。