CINQUE CLASSICO【チンクエクラシコ】

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春の桜に映える新生活ビジネスコーデ!!!TAGLIATORE【タリアトーレ】

春の桜に映える新生活ビジネスコーデ!!!TAGLIATORE【タリアトーレ】
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スタッフ身長182cm、体重72kg
 
コート TAGLIATORE【タリアトーレ】バルカラーベルテッドコート 着用siz48
 
スーツ De Petrillo【デ ペトリロ】シングルスーツ 着用siz48
 
シャツ BARBA【バルバ】ドレスシャツ 着用size40
 
ネクタイ Atto Vannucci【アットヴァンヌッチ】
 
チーフ FRANCOBASSI【フランコバッシ】
 
シューズ EDWARD GREEN【エドワードグリーン】TROON 着用size8 1/2
 
バッグ CHAMBORD SELLIER【シャンボールセリエ】ブリーフケース
 
ベルト CHAMBORD SELLIER【シャンボールセリエ】メッシュベルト
 


今回ご紹介致しますバルカラーコートとは、スコットランド・インヴァネスの近郊にある地名バルマカーンに由来しております。
 
1850年頃からこの地で着用されており、特筆すべきデザインはゆったりとしたラグラン袖に、七分丈ほどの末広がり型の着丈のコートを総称致します。
 
そんな古くから存在する同アイテムも、時代を越えタウンコートの代表格として今もなお愛され続けております。 
 

そんなバルカラーコートを、イタリアファッションの登竜門的存在TAGLIATORE【タリアトーレ】 よりSALOMON「サロモン」というモデルにてオーダー。
 
高いウェスト位置から鋭角に絞られたグラマラスなシルエットで一躍人気を博した同ブランドですが、こちらはその真逆を突くようなオーバーシルエット。
 
前述したバルカラーコート本来のデザインはそのままに、 高いウェスト位置に付けられたベルトにより足長効果と、ウェストマークを付けてニュアンス効果も期待出来ます。
 
コンフォートな着心地は言わずもがなで、バサッと羽織るだけで決まるリラックスした余裕のある大人の特権を得る事が可能。
 

そんなSALOMON「サロモン」 より、こちらのラテンな薫り感じる「コットン ソラーロ ブラウン」を採用。
 
通常、このソ伊達親父の夏の定番ソラーロをコートに載せてオーダーしている点も珍しいかと。
 
そもそも、”ソラーロ”ってなんぞやという方もいらっしゃると思いますので再筆!
 
夏のシーズンでは季節を示すアイコン的存在且つ、イタリア人夏の定番でもあります”ソラーロ”。
 
キラリと玉虫のように煌びやかに目に映るこの素材は、イタリアファッションを通らないと中々触れる事のないでしょう。
 

 
“玉虫色”という意味からも、照らす太陽の下で綺麗に光輝き、
着ているだけで憧れのイタ親になれるそんな素材です。
 
私も別ブランドでソラーロのスーツを着用しておりますが、女性のお客様からも
 
「この素材綺麗~」
 
「凄い光ってる~」
 
と、お褒めのお言葉を頂きながら鼻血を垂らしておりますが、
 
ソラーロで赤糸も入っておりますので鼻血も気になりません。(なんのこっちゃ)
 
見た目通り「赤と緑の糸」で織り成っている糸構成で、
洋服も人間同様に日焼けをしてしまうのですが、こちらは別名サンクロスともいわれる所以、日焼けしづらい素材でもあります。
 
故に、カンカン照りの中でも平気で伊達親父達は着るんですね!
 
こちらはコットン素材100%ながらもオンスは比較的軽く、タフな印象はひとしおにファッション性の高い代物へと昇華。
 

スーツには、De Petrillo【デ ペトリロ】を採用。
 
私も弊社に入社してから数多イタリアブランドを着てきましたが、現在はここのブランドで最終着地かなと。
 
ハンドメイド感を程度に感じつつ、スタイリッシュに見せてくれるこのバランスこそDe Petrillo【デ ペトリロ】が叶えてるのではと自負しております!
 
特に、クラシコイタリアに加盟しているブランドはその他多数ありますが、お値段が現実的ではないんですよね…。
 
その点、同ブランドは給料一ヶ月分で立派なスーツが買えるので、お財布にも優しいんです。
 

そんな同ブランドより、渾身のストライプスーツを採用。
 
濃紺に白いクッキリとしたストライプの配色は、
かつてロンドンの金融街ではバンカーストライプと称され、出来る男の象徴だったものです。
 
こちらのスーツは、ネイビーに薄いブルーのストライプ故に、厳密にはバンカーストライプと呼べないのですが、
その近い雰囲気は味わえるが故に、知的で出来る男の雰囲気は感じつつ、クッキリしすぎない絶妙な塩梅に。
 

同ブランドの特徴でもある、「首へ吸い付くノボリ」や、直線的ではなく「少し前に振った袖付け」等はもちろんの事、
Dropを8→7へ変更し、パンツも1サイズUPしてオーダー。
 
これまでのビタビタスーツを卒業してほしいと弊店の拘りが詰まった代物に生まれ変わりました。
 
パンツを1サイズUPするに至ったのは一昨年の秋冬からで、
私も同行した展示会でベニーことペトリロ氏より、
「何故ここまで体に沿うジャケットに対してパンツを大きくするのだ」
と、反論はあったものの、パンツが細すぎてお客様が困っている事を伝えたところ、
なんとか1サイズUPにてオーダーが可能に。
 
まさに弊店の企業努力ですね!(鼻息荒め)
 
そのおかげもあり、現在は弊店のスーツに固定ファンが付くまでとなりました。
 
人間誰でもそうなりますが、年を重ねていくと上半身から削げていくんですよね。
 
通勤や散歩等で、自然と下半身は使うのですが、年を召してから上半身を筋トレで追い込む事は少なくなりますからね…。
故に、下半身の方が上半身よりも大きくなりがちなんです…。 
 

さて、そんな弊店肝入りのスーツに合わせたシャツは、BARBA【バルバ】のクレリックシャツ。
 
クレリックシャツは実は和製英語で、元々はドレスシャツとしてではなく労働着として着られており、
 
汚れたり擦り切れたりしたら襟(あるいはカフス)のみを取り替えられるように汎用性の高い白生地にしたということらしいです。(深ぃぃぃ~)
 
日本でクレリックシャツと呼ばれるようになったルーツは諸説ありますが、
 
「CLERIC」とは「牧師・神父・聖職者」を意味する言葉で、牧師が着ていた白い立ち襟の僧服に似ているところから名付けられたという説や、
 
牧師などが着る白い立ち襟のことを「クレリカルカラー」と呼ぶので、「クレリカルカラーシャツ」がクレリックシャツになった説もあるそう。
 
牧師さんがルーツなのは間違いないようで、
1920年代にイギリスで流行して英国王室でも愛用された事で、
英国らしさや牧師さんのようなフォーマルなシーンで着るイメージを連想させるのはそのような背景があったわけですね!
 

ロンドン紳士たちの間で大流行していただけに、英国調のクラシックイメージを醸し出すには最適ですし、
襟とカフスが白なのでネクタイも合わせやすく、色々とコーディネートが楽しめる万能なシャツです。
 
そんな英国紳士を連想させるクレリックシャツを、今回はピンクにて採用。
 
桜をイメージさせるなんとも爽やかな配色で、薄っすらとストライプが伺えるのも近距離戦で効果を発揮!?
 
ネイビーのスーツにも適度に映え、ネクタイを立たせてくれる嫁さん女房のような存在かと!?
 

ネクタイには、芯地の無い仕立てで一躍人気を博したTIE YOUR TIE【タイユアタイ】を日本での立ち上げに参画された、
加賀健二さんが立ち上げた「セブンフォールド社」のブランド、Atto Vannucci【アットヴァンヌッチ】を採用。
 
今季の同ブランドのテーマはモロッコの街「マラケシュ」。
 
赤土で塗られた壁で統一されている観光スポットや砂漠等で有名ですが、
庭園の中に巨大な綺麗な貯水池があったりと、様々な建築様式が1度に楽しめるのが特徴で、その街並みの美しさは“南の真珠”と称されるほどの様です。
 
そんなところにインスピレーションを受けて色柄をクリエイトする加賀さんはやはり強者ですね。(汗)
 
そんな同ブランドより、シャツのピンクより濃度が濃く、爽やかなサックスブルーのペイズリー小紋がさりげなくお茶目な一本を採用。
 
色合いはもちろん、前述したように芯地の無い仕立てでより軽やかに風を感じる代物に!
 

バッグには、フランスの老舗メゾンのレザーアイテムをOEMによって手がけるなど、ヨーロッパのみならず世界中からその高い製品クオリティを認められている老舗ブランドCHAMBORD SELLIER【シャンボールセリエ】より、
ブリーフケースを採用。
 
上質なカーフレザーが生む光沢感と艶やかな表情を最大限活かしたアイテム作りは、モノの価値が分かるセレブリティからも高い評価を集めています。
 
フランス全土でもわずか20数人ほどしかいないという国家認定のアルチザンを自社内で雇い揃え、ハンドルのステッチまでもすべて手作業で行なわれているというほどの拘りよう。
 
端正な顔立ちを持つ鞄などの同社製品には、もはや工業製品ではなく工芸品と呼べるほどのクオリティを持ち合わせているとも表現できます。
 
更に、弊店の拘りオーダーで、エンブレムやジッパー等をゴールドに変えております。
 
このコロナ禍で金運を呼び込むゲン担ぎとしてもオススメ!?
 
春先の爽やか且つ遊び心も効いたコーデの完成です。
 
ご参考頂けmust幸いです!
  

COORDINATE ITEM