CINQUE CLASSICO【チンクエクラシコ】

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大人トラッドはブラックウォッチで!!TAGLIATORE【タリアトーレ】

大人トラッドはブラックウォッチで!!TAGLIATORE【タリアトーレ】
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スタッフ身長175cm、体重60kg
  
コート TAGLIATORE【タリアトーレ】ニーレングス ダブルベルテッドコート 着用size44
 
スーツ ISAIA【イザイア】シングルスーツ 着用siz44
 
シャツ BARBA【バルバ】ドレスシャツ 着用size37
 
ネクタイ FRANCOBASSI【フランコバッシ】ネクタイ
 
チーフ FRANCOBASSI【フランコバッシ】チーフ 
 
シューズ EDWARD GREEN【エドワードグリーン】MIDFORD 着用size7
 
 
タータンチェックの中で唯一ここまで色味がシック且つ、コスプレ感も無く合わせやすい大人柄こそこちら「ブラックウォッチ」。
 
世間のイメージとして、ブラックウォッチといえばパンツに!
 
と、それこそスクールスタイルのセオリーですが、
 
その枠に囚われずに、カッコ良く着崩したり我が道を貫くのがイタリア流。
 
今回は、先日来年2020-21年A/Wの展示会が早速幕を開けましたTAGLIATORE【タリアトーレ】より、
 
毎年人気を寄せておりますRIPA【リーパ】に「ブラックウォッチ」を載せてオーダー。
 

ここから熱弁入ります…。
 

我々のようなイタリアファッションに特化したセレクトショップでは今や見かけない日はない同ブランドですが、 
 
各ショップ毎のオーダー内容によって、似て非なりなアイテムが殆どかと。
 
というのも、粋なバリエーションが多い生地に対してどのモデル・形でオーダーするかというのはもちろん、
 
豊富なボタンの種類から基本は我々が選び、又悩ましいところなどは
 
同ブランドのデザイナー兼オーナーでもありますピーノ氏直々に選んで頂いたり
 
と、細かいところを見ると他さんと違えてオーダーをしている点が幾つかございます。
 
ちょっとここで先日あった例をお話し致しますと、弊店へご来店なさるなり、
 
「〇〇店でも同じのを見ました!割とこのブランドはセレクトが被りやすいんですかね~?」
 
と。
 
ですが、よくよくお話を聞いていくと〇〇店では「MONTECARLO」でオーダーをしており、
 
我々のモデルは同ブランドでの最軽量モデル「DAKAR」でオーダーしているという事が分かりました。
 
見た目は同じ生地でシングルジャケットですのでそりゃ全く同じものとして認識するのも分かります…。
 
ですが、用途として週の内5日はカチッとしたオーダースーツを着ている所以にゴルフやプライベート用により軽い着心地の物を求めているのであれば
 
「DAKAR」を!
 
と、ここまでの答えに辿り着けばきっと満足したお買い物が出来るはずっ!
 
なのでパッと見は一緒でも、中身は違う事を念頭にいれながらショップ店員にお声掛けをすると、
 
妥協をせずとも本当に欲しくて必要な物が見えてきますよ!
 
さてはて、そんな熱弁のクセはさて置き、改めてコーディネートのご紹介!汗
 

英国トレンドの流れが落ち着きを見せ、その反動でアメリカのスクールスタイルが旬ドコロ。
 
いまやこの「ブラックウォッチ」がどのアイテムでも幅を利かせております。
 
冒頭でも言いましたように、カッコ良く型破りする事こそイタリア流なのでこの
 
TAGLIATORE【タリアトーレ】のRIPAはまさにそれを体現しております。
 
トラッドながら、この緩急のあるシルエットからは色気さえ感じる都会的なアイテムへと昇華しており、
 
流行りを追っかけている様には誤っても見えません。
 
もちろん今回の様にビジネスシーンにもってこいで、ON・OFFどちらにでもお使い頂けます! 
 

スーツには弊店でも一番クラス感の高いISAIA【イザイア】をセレクト。
 
改めて同ブランドの魅力やヒストリーを再筆!
 
1957年、エンリコ、コッラード、ロザリオのイザイア3兄弟によって、
 
最高峰の技術を持ち合わせた「サルトリア」が軒を連ねるイタリア中南部に属する「ナポリ」で創業されました。
 
イザイアの発祥の地、ナポリのカサルヌォヴはイタリアでも他に類を見ない土地で、
 
15,000人の住民のうち7,000人が仕立屋を営んでいるという町です。
 
そのような土地で、イザイア三兄弟は少人数の非常に有能な職人達を雇い会社を設立し、
 
イザイアはその後今日まで続くナポリの仕立て技術を新たな高みまで持ち上げる会社へと成長を遂げました。
 
クラシコイタリア協会に属する伝統ある名門サルトでありながら、
 
現代のエッセンスをたくみに取り入れたどこかしらモダンテイストな雰囲気漂うスーツ、ジャケット作りに定評があります。
 
また、イタリアにとどまらず、フランスのパリにかまえる「メゾン・ド・クチュール」から信頼を寄せられています。
 
1980年代後半に訪れた「クラシコイタリア」ブームの牽引ブランドとして広く日本中のクラシコ好きに知られるようになり、
 
21世紀には“モダンサルトリアル”という名称でISAIA【イザイア】は称されるようになります。
 
イザイアが特筆すべきは、トータルブランドの階段を一気に駆け上り、トップブランドの地位を確立したことに有ります。
 
スーツやジャケットの特定の顧客を対象としたサルトリアという世界から、
 
いち早く脱却してトータルブランドへ先駆けした時代を見据える力が備わっていたのでしょう。
  

私も若かりし学生の頃、クラシコイタリアの頂点に君臨するあの〇ITONの100万円するスーツを一度羽織った事がありましたが、
 
確かに着心地は裸でいるより軽く、それはもう間違いなく上質で10秒だけ夢を見させて貰った感じでした。(もう、怖くてすぐ脱ぎましたけど…汗)
 
着心地に関してはもう評価するにも失礼に値する程夢心地でしたが、size44を着ているのにいかんせんシルエットが…。(恐らく私二人分でジャスト…)
 
と、モダンさがなく、普通のビジネスシーンで着ようにもカッコはつかないのでは!?
 
というのが私の本音。
 

さて、そんな時代性を見据えながら昔からのハンド工程を駆使しているISAIA【イザイア】から、
 
MUSAというモデルをセレクト。
 
幅の広いラペルから、グッと絞り込まれたウェストシェイプ。
 
ウェストのフィット感から想像の付かない程楽な肩周りは言葉で伝えるには限界があります…。
 
この幅の広いラペルが、ビジネスで必要不可欠な威厳さと貫禄をたっぷりと表現してくれ、
 
肩周りの柔らかい仕立てからは、大人の余裕を感じる
 
という、まさに柔と剛両方を感じ取れるかのような代物。
 

シャツにはグラデーションをも兼ねてBARBA【バルバ】のサックスブルーをセレクト。
 
BARBA【バルバ】もクラシコイタリアに加盟しているブランドですからISAIA【イザイア】ともバックボーンでの相性が良いんです。
 
ネクタイにはFRANCO BASSI【フランコバッシ】のネイビーとブラウンのペイズリータイをセレクト。
 
ネイビーのワントーンでシックにストイックに纏めるのは基、この位エグ味を持ったアズーロエマローネのタイもそうございません。
 
気分を時より上げるマンネリ打破にも大変オススメ。
 

シューズにはEDWARD GREEN【エドワードグリーン】よりMIDFORDをセレクト。
 
紳士は足元に宿ります!
 
抜かりの無いようにしっかりと磨いた上物でビジネスシーンを格上げしちゃってください!
 
ご参考頂けmust幸いです!