CINQUE CLASSICO【チンクエクラシコ】

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大人のライダースはエスプリ要素を感じる!!!SERAPHIN【セラファン】

大人のライダースはエスプリ要素を感じる!!!SERAPHIN【セラファン】
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スタッフ身長170cm、体重68kg
 
コート TAGLIATORE【タリアトーレ】ニーレングス ダブルベルテッドコート 着用size46
  
ジャケット SERAPHIN【セラファン】 シングルライダースジャケット 着用size48
 
ニット BAFY【バフィー】ハイゲージクルーネックニット 着用siz46
 
パンツ GERMANO【ジェルマーノ】ツープリーツ サイドアジャスター ベルトレスパンツ 着用size48
 
シューズ Baudoin&Lange【ボードゥイン&ランジ】リボンベルジャンコンビローファー 着用size41
 
バッグ CISEI【チセイ/シセイ】ドキュメントケース
 
グローブ GANTIER CAUSSE【ガンコス/コース】手袋/グローブ 着用size7 1/2
 

こちらTAGLIATORE【タリアトーレ】の渾身の力作、RIPA【リーパ】は今や弊店には欠かせないモデル。
 
私も一昨年の冬に個人買いをしてからというものかなりの頻度で着用しておりますが、
汎用性の高さに、今年も1着欲しいな~と金策中…。
 
なにせ、RIPA【リーパ】は取り扱いをスタートさせたファーストシーズンからお問い合わせも多く大変人気があった為、
今や無地の定番から、一目置く柄物まで幅広く展開している肝入りのモデルなんです!!!
 
何故そんなに人気を博しているのかと申しますと、今旬なディティールがふんだんに感じられるからです!
 

改めてこちらのモデル名を解説しますと、
読んで字の如し、ニーレングス(膝丈)まであるダブル(形)のベルテッドコート、という訳で、
 
ここまで聞くと、
 
「トレンチコート!?」
 
と連想させるかもしれませんが…。
 
肩の付け方をご覧頂きたい。
 
通常は「セットインスリーヴ」と呼ばれる肩線が縦に入った付け方が一般的ですが、
こちらはネックから脇にかけて斜めに曲線を描きながら肩線が入っている
「ラグランスリーヴ」。
 
その為肩が落ちた形状になり、腕が上がりやすく動かしやすいのが最大の特徴。
 
肩のラインがはっきり出ずボディのラインをぼやかせる効果もあるため、女性服に多いデザインとして認知されている事も。
 
そんなイメージはありつつも、出自は1815年のナポレオン戦争最後の戦闘となった「ワーテルローの戦い」で、
イギリス軍の司令官であった初代ラグラン男爵が、負傷者の衣服の着脱を考慮して考案したものが「ラグランスリーブ」の始まりだと言われています。
 
確かに、負傷兵に袖が細い衣服なんてよう着れたものじゃないですもんね…。
 
現代的に言うなれば、ピッチャー降板で肩をアイシングしているのにジャケット着させるかのようなものかなと…。(なんのこっちゃ)
 

改めて同ブランドの特筆すべきは、ご周知の通りハイウェストからギュっと絞られた美しくグラマーなシルエット。
 
ですが、こちらRIPA【リーパ】は「ラグランスリーブ」のリラックスした印象を自然に壊さないように、
ご覧の通りウェスト周りは殆ど絞られておらずベルトで縛って緩急をつけるデザインに。
 
ボタンも10個付いており、高い首元までボタンを留めればAラインを作る事も可能!
ウェストで縛っても良し!ボタン留めしても良し!と、ご自分の着こなし次第でどんな印象にも早代わり出来る代物。
 
ベルトをあえてせずにラフにポケットに入れれば、よりリラックスした脱力感とモードな雰囲気を感じる事が出来ます。
 
そんな今をときめく同モデルに載せたのはこちらのベージュ×ブラックにて構成されたグレンチェック。
 
ブラックベースにベージュで構成されたグレンチェックが大きく配されており、
インパクトは大ながら、今回のコーデのようにミニマルに色数を絞って合わせるとよりコートのインパクトが引き立ちますし、
ベージュのニット等を入れて色をリンクさせればより纏まってコートの悪目立ちを防ぐことが出来ます。
 
体の面積に対して約3回程チェックが入った代物で柄の印象は強くも、
ベースがブラックに対してかすれたグレージュのチェックが入っておりますので、まるでチョークストライプならぬチョークチェック!?
故にとても品よく秋冬ならではのウォーム感も感じさせます。
 

さて、そんなコートの下に合わせたのは至極のレザーブランド、SERAPHIN【セラファン】のシングルライダース。
 
我々のようなインポートを中心としたセレクト業界では外せないレザーブランド。
幾度と無く当ブログでもご紹介に当たりましたが、未だご存じない方もいらっしゃる事から再筆!
 
弊店でも私が入社する前から店頭に並んでいるブランドになりますので、もう少なくとも5年以上は継続オーダーをしており、
シーズンによって売れ行きに波があまり無く、むしろ年々認知度も上がり且つ色違いまでも手に取るお客様が増えていってるブランドはそうございません!!!
 
なんなら、去年に至っては、シーズン中に二回もリオーダーをするという異例…。

お値段は¥360,000(税抜)と、確かにフラッときてパッと「買える」値段ではないのですが、
ここのブランドをまったく存じないお客様でもフラッときてパッと手に「触る率」は圧倒的に多いんですっ!
 
言いますと、洋服に対して無頓着な方でもお分かりいただける圧倒的な存在感と、
クオリティの高さに皆様吸い寄せられるように目に留まるんです!(汗)
 

そんな同ブランドのヒストリーに触れておくと、こちらSERAPHIN【セラファン】は1945年創業であのトップブランド「H社」等のトップブランドが自身の名を冠した、レザーウェアの制作を同社に依頼している事実からもそのクオリティの高さが伺い知れます。
 
SERAPHINの最大のテクニックは革の調達力にあります。
 
ただ良い革を調達するのではなくそのジャンルの革において世界最高を常に追い求め、全世界をくまなく調査するようです。
 
見た目のテクニックやデザインを前面に押し出したりは決して無い代わりに、超高級素材のみを贅沢に使用したまさに大人しか手の出せないアダルトなレザーウェアとでも言いましょうか。
 

そんな同ブランドより、毎年継続してオーダーをしているのがこちらシングルライダースのBIKER ANDY。

ご覧の通りシングルライダース特有のロックの香りは皆無で、無骨さやハードなイメージは全くございません。
 
これまで数多くのシングルライダースを目にしてきましたが、ソリッドな表情なのにここまでの高級感を纏っているのは、
未だSERAPHIN【セラファン】のシングルライダースBIKER ANDYを超えるモノに出会った事がありません。

大人の男性を美しく格好良く輝かせるレザージャケットの他ならないです!
 
又、外見だけではなく、ライニングもシルク100%を贅沢に使用し、
滑らかな袖滑りの良さは何度も袖を通したくなる魔法に掛かります…。

Hのブランドタグが付くと倍または、3倍といった金額がつけられることも・・・・

その世界のトップのHERMESのクオリティを3分の1のお値段でお買い求めできるとなると袖を通さずにはいられない衝動に。
 

ちぃと熱弁し過ぎましたが、そんな贅沢なレザーをコートのインナーに着用しておフランスらしいモードな合わせに。
 
ヨーロッパは日本に比べて湿度も少ない為にレザーの着用率が高く、その点色んな着こなしでレザーを着ている洒落達者が多数います。
 
コートのインナーに合わせるのも代表的な着こなしの一つで、ご覧の通りエスプリ要素を感じる着こなしに昇華。
 
春先はカットソーでも良いですが、できればニットと合わせて少しでも大人に着てほしいアイテムですね。
 
今回はヨーロッパのトップブランドのOEMを請け負っておりますBAFY【バフィー】より、
製品染め ハイゲージクルーネックニットのブラックを採用。
 
レザーのブラックと比べるとほんのり褪せた色味かと思いますが、こちらは製品染めならぬ色ムラの加減でこの奥行き。
  
パンツもブラックで纏めてますが、同じブラックでもこの表情差があればオールブラックも容易いですね。
 

シューズにはパテントレザーのリボンベルジャンコンビローファーを採用。
 
一般的に「エナメル」と呼ばれているので聞き馴染みもおありかと。
 
エナメル塗料で加工した皮革故に防水性もある程度備えており、鏡のような輝きや光沢があるのが特徴です。
 
故に結婚式等のお祝いの席等で用いられる事も多く、いざという時にあると便利な代物。
今回のようにオールブラックで割とフォーマル度の高い装いにでもハマりますので、いざカジュアル使いをして頂いても良しなんです!
 

バッグには、CISEI【チセイ/シセイ】934Bモデルよりぶブラックを採用。
 
ご覧の通り無駄を一切省いた伊達男必須アイテムのドキュメントケースで、
適度な柔らかさの中に奥でかすかに光るような美しいリンドス革を用い、高級感がありながらもイヤらしさが無い所以、非常に洗練されてスマートな印象を受けます。
 
内側ライニングにも抜かりなくピッグスキンを用いており、薄くて軽く、摩擦にも強く、耐久性があるためタフな素材です。
 
「L」字型にファスナーの開口部が施されており、その容量の広さは見た目からは想像しにくい程しっかりと確保出来ております。
  

そんなバッグを色気のあるグローヴで今回は包みました。
 
国も認める世界最高峰のグローヴファクトリーブランド、その名もGANTIER CAUSSE【ガンコス/コース】。
 
弊店でも長年グローヴの座を独壇場かのように長年鎮座し続けております。
 
同ブランドはGANTIER=「グローブ工房」 CAUSSE=「コース家」の事を指しており、
コース家というファミリーで家族代々受け継がれて128周年目を迎えたブランド。
 
現地ではGANCOS(ガンコス)と愛称で呼ばれ、100年以上の年月のあいだパリジャンをはじめ世界中のセレブを虜にしているグローブを製作しています。
有名な話ですと、あの某ラグジュアリーブランド「H社」のグローブを手掛けてきたことからもそのクオリティーの高さは折り紙つきですね。
 

同ブランドの「第二の皮膚」というコンセプトの元、
かなり薄く梳いて仕上げているのが分かります。
 
レザーグローブはどこか野暮さが残るんですが、
今回ご紹介しているアンライニング仕様は、まさに「第二の皮膚」と言わんばかりの吸い付き感を感じて頂けます。
 
使用を繰り返すごとに少し伸びてきますので、初めはちょっとタイトかな・・・くらいのサイズを選ばれることをお勧めします。
 
手元までオールブラックで纏めると、どことなく色気も出ていますよね!?
 
ご参考頂けmust幸いです!!!