CINQUE CLASSICO【チンクエクラシコ】

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先代達のお洒落テク満載!De Petrillo【デ ペトリロ】

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スタッフ身長178cm 体重61kg
 
ブルゾン MOORER【ムーレー】フーデッドダウンコート 着用size44
 
スーツ De Petrillo【デ ペトリロ】シングルスーツ 着用size44
 
シャツ BARBA【バルバ】ドレスシャツ 着用size37
 
ネクタイ Atto Vannucci【アットヴァンヌッチ】
 
チーフ FRANCOBASSI【フランコバッシ】
 
シューズ EDWARD GREEN【エドワードグリーン】TROON 着用size8
 
バッグ CISEI【チセイ/シセイ】別注 ブリーフケース
 
 

欧州きってのハイクラスダウンブランドとして名をとどろかすMOORER【ムーレー】。
 
細部にまで拘りぬいたモノ作りと、クラス感の漂う素材選びに佇まい……
そんなイタリアンラグジュアリーを画に描いたような完成されたダウンが同ブランドの情味なんです。
 
創業者の哲学が存分に込められたその品々はただ暖をとるだけでなく、真のラグジュアリーによるぬくもりも与えてくれるのです。
 
ここからは少し同ブランドのバックボーンに触れておきます。
 
ヴェローナに生まれ、家業であるダウンジャケットの製造業を継いだモレノ・ファッチンカーニは、
多くのブランドに製品を供給してきた実績と経験を基にオリジナルのダウンの製作を決意。
 
国内の優れた素材や技術を結集させ、ほかにはないイタリアらしさを表現しようとブランドを立ち上げたのが始まりです。
 
すべてをイタリアメイドにこだわり、素材の管理も徹底。
使用されるホワイトグースの原料となるガチョウはストレスフリーの環境下で生育し、
獣医師による定期的な検査を実施するなど、万全の管理体制。
 
綿密な洗浄を繰り返し、最新機器でチェックされるダウンは最高レベルのフィルパワーを誇りっており、
国際規格に95%以上がグースダウンである、と極上のクオリティを認められている程。
 
前述したフィルパワーとは、”羽毛のかさ高性”を表す単位の事で、
数値が大きいほど空気を多く含んでおり、保温性に優れた暖かく良質なダウンという事が分かります。
 

と小難しい事を並べましたが、言わば正真正銘のイタリアメイドで、
数多あるダウンブランドを差し置いて世界一ラグジュエリーなダウンメーカーだという事。
 
世界一ラグジュエリーと聞くとどんなレベルかと想像がしにくいかと思われますが、
なんと500万越えのダウンも出していたりするほど…。
 

さて、そんなダウン界のロールスロイスことMOORER【ムーレー】より、採用したのがタフ且つモード感漂うフーデッドダウンコート「FERDY 」。
  
こちら、弊店で取り扱うダウンの中でもフルスペックの一品。(廃盤となっております)
 
どのくらい暖かいかと申しますと、「-30℃~10℃までは心地よく着用」が可能という事がこちらのライニングに示されております。
その範囲の温度をカバー出来るのでれば今年予想されるラニーニャ現象による大寒波で着てもモーマンタイかと。
 
又、AQUA PROOFラベルは、傘の数によって防水性能を示してる物であり、急な雨天でも大丈夫。 
 
大きく配されたグースダウンでキルティングを施されており、取り外し可能でワイドなフードは襟に3つボタン付き。 
故に高い首元の位置で風を凌ぐ事が出来ており、シープスキンのスムースファーの肌触りの良さは他に類を見ません。
  
胸元には横向きのハンドウォーマーポケットが配されている為に、本格的な寒波が訪れてもグローヴ要らずかと!
 
前から見た細かいディテールだけではなく、裏地にも抜かりの無い手仕事が。
 
シャンパンゴールドのライニングにロゴ仕上げの裏地も見応えバツグン。
 

さて、廃盤ダウンの蘊蓄もほどほどに…。
 
スーツのスタイリングのご紹介に。
 
今回のスタイリングを組んだのは今村さん。
 
ジャンニアニエッリ(旧フィアット会長)のテクニック、アイコンでもあるボタンダウン外し。
 

Atto Vannucci【アットヴァンヌッチ】のセッテピエゲの小剣を長くし、タイユアタイの創始者であるフランコさんのアイコンテクニックも採用。
 
私もこのお二方のスタイルに憧れてボタンダウンを外し、セッテピエゲのネクタイを小剣ずらしで且つ長く取る。
ドレスウォッチをカフの上にする。
 
等、オタクの粋を楽しんでおります。
  

あくまでもスーツはシンプルにグレーを採用し、Vゾーンを活かしたコーデに。
 

フランコさんはチーフをせずに、ノータイ時にはセッテピエゲのネクタイをスカーフ代わりに入れます。
シューズはブラウンのシューズしか履かない拘り。
 
ここは今村さんの現代的解釈でチーフをTVフォールド。
  

シューズを黒の外羽で、ブリーフケースもブラックで統一。
 
クラシカルでお洒落な先代達のテクニックも盛り込みながら現代的なスタイルに落とした今村さん、アッパレ!(うん。勝手に評価すな)
 
ご参考頂けmust幸いです。