CINQUE CLASSICO【チンクエクラシコ】

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レスキューカラーで一目置かれる存在感に!!INVERTERE【インバーティア】

レスキューカラーで一目置かれる存在感に!!INVERTERE【インバーティア】
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スタッフ身長182cm、体重72kg
   
コート INVERTERE【インバーティア】ダッフルコート 着用siz40
 
ジャケット De Petrillo【デ ペトリロ】シングルジャケット 着用siz48
 
ニット FILIPPO DE LAURENTIIS 【フィリッポ デ ローレンティス】クルーネックニット 着用size48
 
パンツ GERMANO【ジェルマーノ】ツープリーツ グルカパンツ 着用size48
  
シューズ Baudoin&Lange【ボードゥイン&ランジ】ベルジャンローファー 着用size42
 
ストール・マフラー Fumagalli 【フマガリ / フマガッリ】スカーフ/ネッカチーフ
 
 
こちらの綺麗なレスキューカラーが目を惹く、ダッフルコート。
 
これまで、我々のイタリアファッション業界でもあまり注目されてこなかったアイテムではありますが、
 
昨今「アイビー」「プレッピー」等トレンドキーワードをよく耳にするかと思います。
 
所謂アメリカのアイビーリーグで実際に彼らが着ていたスクールスタイルの事を指し、弊店でも数多く取り扱いしております、
 
ネイビーに金ボタンを配した「ブレザー」「チルデンニット」「ボランダウンシャツ」に「ベージュのチノパン」、そして「コインローファー」
 
と、完成しているスタイルのその上に着ていたのがまさにダッフルコートだったんです!
 
元々ダッフルコートは、ベルギーのアントワープ近郊にある街「デュフェル(Duffel)」の英語名「ダッフル」に由来しております。
 
ですが、そこで実際に作られていた訳ではなく、15世紀から17世紀にかけ織物産業が盛んに行われ、
 
厚手のウールメルトン地で防寒性の高い「ファスチアン織り」という綾織りの丈夫な生地をヨーロッパ各地へ送り出していました。
 
「ファスチアン織り」という生地は安価でクッション性に優れており、弾薬箱の内張等にも使われていました。
 
そしてこの生地が評判を得て「ダッフル」の愛称で呼ばれるようになり、そのダッフル生地でつくったコートが「ダッフルコート」となったという説が有力です。
 
そんな「ダッフルコート」はイギリス海軍や漁師が愛用しており、又、手袋をつけたまま手が入れられるよう大きくシンプルにつくられています。
 

又、ボタンとは違いフロントのトグル(toggle)と称されるアイコニックな留め具が印象的かと思いますが、
 
実は冬場極寒の中での生活を余儀なくされている海軍が、手袋をしたまま服を脱着衣できるというちゃんと理にかなったディティールなんです。
 
最近はデザインが先行している洋服が多いかと思われますが、普段我らが何気なく着ているアイテムもそれぞれちゃんとした理由のもとで出来てます。
 
ご覧のチン(あご)ストラップは、襟元を閉じて冷たい外気が入るのを防ぐのと同時に、
 
コート内の暖かい空気が逃げるのを防ぐためにつけられたディティールでもあります。
 

そんな昔ながらのダッフルコートは、ダッフルコートといえば!
 
といっても過言ではないINVERTERE【インバーティア】でセレクト。
 
INVERTERE(インバーティア)は1904年にHarold Parkin氏とその兄弟によってコート作りをスタートし、
 
イギリス・ニュートンアボットの中心部で創業した老舗コートブランドです。
 
彼らは当時の新発明品である自転車を持つ富裕層に向けて世界で初めてリバーシブルコートを開発し、その特許を持っております。
 
又、一番の注目は生地です!
 
昔Moorbrook(ムーアブルック)社という生地屋があり、世界で数台しかない織り機で織られるウールヘリンボーン生地はものすごく生産効率が悪いのですが、
 
その織り目の美しさ、そして肉厚ながら着てみると非常に軽く暖かい。
 
その甲斐あって、多くのビッグメゾンでも使用され、かの有名なエルメスに「ここの生地しか使わない」と言わしめたほどだったそう。
 
そんなMoorbrook(ムーアブルック)社が倒産し、伝説とも言われていたてその織機を、弊店の姉妹店ALTROでも展開しております
 
JoshuaEllis【ジョシュア エリス】が確保し、その生地を再現することが可能になったのです!!
 
と、知っている人からすれば待望の幕開け。
 
そんな最高峰の生地をJoshuaEllis【ジョシュア エリス】がINVERTERE【インバーティア】に提供し完成されたんです!
 
様々な苦労等を乗り越えてようやく実現したんだなと思うと、なんだかこのコートが愛おしくさえ感じちゃいますよね。
 
そんな愛くるしいダッフルから、今回はレスキューカラーでセレクト。
 
やはり生地が良いのか発色が抜群に美しい。
 
シルエットも昔本来のルーズなシルエットとは違い、現代風にモディファイされながらも余裕感は感じる塩梅に。
 

合わせたジャケットは、我らの期待の星De Petrillo【デ ペトリロ】からカシミアジャケットを。
 
ベージュベースにキャメルのペーンが綺麗なグラデーションを体現しており、
 
今でいうカフェラテ的な配色で秋らしさと品を感じる代物へと昇華。
 

そんなインナーに合わせたのが、私のイメージカラーとして弊社で周知されております、
 
ボルドーのニットをFILIPPO DE LAURENTIIS 【フィリッポ デ ローレンティス】でセレクト。
 
先日、ここを取り扱う代理店の方が仰られていたのが、「全国的にもコスパの良さがウリで、とても良く売れている。」
 
との事。
 
確かにこちらはカシミア混のニットなのに関わらず、三万アンダーのプライスという…。
 
インポートを手軽に、そして数を増やしたいという方に是非オススメ!
 
又、こちらのニットは今は見えておりませんが、肩がラグランスリーヴなんです。
 
その為に少しの脱力感と、一枚で着てもニュアンスがあるのでサマになるんです!
 

首元にはニットのボルドーと、パンツのホワイトを拾ったネッカチーフをさしてエレガント且つ色彩統一を図りました!
 
こちらFumagalli 【フマガリ / フマガッリ】のネッカチーフはウール素材でセレクトしてる所以に、
 
シーズンらしさと、適度に首元を温めてくれます。
 
今のシーズンはマフラーまではいかずとも、この気温であればこのネッカチーフがちょうど良いんです!
 

パンツにはGERMANO【ジェルマーノ】のグルカパンツをセレクト。
 
上半身で秋らしいコクのあるカラーを用いたので、パンツはウィンターホワイトで爽やかに合わせました!
  

グルカパンツという本来ミリタリー要素の強いディティールも、
 
そんな背景まるで一切感じさせないかのように、綺麗にそして都会的に昇華されております。
 

足元はニットのカラーを拾ってボルドーのBaudoin&Lange【ボードゥイン&ランジ】をセレクト。
 
色は使いながらも暖色系統で纏め、随所でホワイトを使う事でここまで洗練された印象に早変わりしますよ!
 
ご参考頂けmust幸いです!

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