古き良きヨーロッパを体現する一張羅！！SERAPHIN【セラファン】
コート SERAPHIN【セラファン】ムートンコート 着用siz48
ニット ZANONE【ザノーネ】スタンドカラーニット 着用size48
パンツ JACOB COHEN【ヤコブコーエン】デニム 着用size31
シューズ EDWARD GREEN【エドワードグリーン】VENTNOR 着用size8
マフラー BEGG&CO【ベグ アンド コー】マフラー
こちらSERAPHIN【セラファン】は、弊店でも欠かす事の出来ないオフランスのレザーファクトリーブランド。
かの有名な「H社」の生産を手掛けている事でも有名で、そのクオリティは大変お墨付き。
取り扱い店舗がとても少なく、お値段が高いので弊店でもより吟味をしてオーダーを掛けておりましたが、
その勢いは留まることを知らず、同ブランドのシングルライダースに関してはこのシーズン中に二回もおかわりをした程…。
そんな不動の人気を誇るSERAPHIN【セラファン】より今回ご紹介致しますのは、こちらムートンコート。
羊の毛皮を裏返し商品化しているムートンですが、一般的に認知されているムートンとなりますと、
毛の手入れを成されていない羊のカールした毛が特徴。
タオルでもパイル（糸の輪っか）の頭をカットしたシャーリング加工のものがありますように、
ムートンの毛先をカットして均一にそろえる工程です。
質の悪い原皮によっては、ここで破れたりする物も出るそうですが、
同ブランドのモノはベテランのアルチザン（職人）が丁寧に何度も何度もカットした毛先をアイロンで伸ばしているとの事。
所以に、実際に触ると作業前はちょっとざらざらした感じですが、作業後はなめらかになり肌触りが格段にアップします。
この小襟から覗くシャーリングムートンが色気とリッチな表情のある首元を演出してくれます。
胸元より上に見えますウェスタンヨークがこれまた古めかしいヨーロッパの雰囲気を連想させてくれますよね。
最近のキブンはあのジョニーデップの着こなしのような、
ヴィンテージやレトロなヨーロッパを現代に落としたような温故知新な雰囲気で、個人的にもズバリ刺さっているお品なんです。
着丈の長さと良いデザインと良い、いざアメカジにもフル事の出来るアイテムはそうそうございません。
インナーに入れたのはZANONE【ザノーネ】のCHIOTOより、カシミア素材のキャメルをセレクト。
アウターこそ至極のアイテムで採用している所以に、中のアイテムが貧相だと結局上辺だけか…この人。
と、印象を与えてしまう事にもなりかねません…。
ですが、こちらはまるで三歩下がって付いてきてくれるような女性的なアイテム！？
適度な高級感と汎用性の高さを兼ねている所以に、一点豪華主義にならずに済みます！
こちらZANONE【ザノーネ】のCHIOTOは同ブランドの不朽の名作とも称されております。
弊店でもほぼ毎シーズン発注しているアイテムで、今では一周二周回ってmen’s exでも取り上げられている程。
春はカットソーをレイヤード。
少し寒くなればニットオンニット。
本格的に寒くなればその上にコートを羽織る。
というようにサイズ感も同ブランドらしいタイトなフィッティングで、着膨れ感は皆無。
又、こちらはカシミア本来の持つ柔らかさと圧倒的な保温力を備えているが所以に、この今のシーズンには間違いなく重宝致します。
暖冬と騒がれている中、やはりなんだかんだ年末にかけて寒くなりましたし、これからもより一層冷え込むシーズンにはマストハヴかと！
大人のカジュアルスタイルに華を咲かせるアイテムこそ、
唯一冬のアクセサリー、「マフラー」。
こちらBEGG&CO【ベグ アンド コー】は、カシミヤ、ラムズウール、アンゴラ、シルクなど天然素材のみを扱うことで有名で、
“柔らかい雲のような手触り”が代名詞になっているスコットランドのブランド。
首元に巻くだけで、その時来ているお召し物まで高級に見せます！
これらを生み出すのはカシミア原毛のクオリティーの良さはもちろんのことフィニッシュ工程にあります。
この工程のためだけに育てられたアザミの実を使い、カシミア織物の表面を掻くことで特有のさざなみ状の毛並みを作り、
このトロ～っとした肌触りを生み出しているんです！（涎）
今では二大巨頭のビッグメゾンブランドのマフラー等を手掛けており、
その実力や確かなクオリティは素人が見ても一目瞭然…。
そんな同ブランドより、多配色のオレンジが効いた爽やかでフレッシュな一品を採用。
ターコイズやホワイト・オレンジが効いている面と、
チャコールグレーベーズのシックな面と、
一つで二度味わえるところも大変魅力！
秋冬はどうしても暗くなりがちなので、このくらいパキッと色の出ているのもコーデの一アクセントになります！
パンツにはデニム界のロールスロイスこと、JACOB COHEN【ヤコブコーエン】の「J620」をホワイトでセレクト。
「J688」に比べて股上をやや浅く設定、膝下ラインはストレートタイプの往年のJACOB COHEN【ヤコブコーエン】を象徴するモデルで、
見え方によっては少しフレアしている感じが良い塩梅。
最近は裾幅は太くなりつつありますので、すでにお持ちだとしてもきっとまた新鮮なキブンで愉しめるはず！
このように冬に白をもってくるだけでなんだかリッチで、逆に温かみを感じるウォーミーなコーデの出来上がり！
ご参考頂けmust幸いです！
