「米」×「伊」が今のキブン!!LARDINI【ラルディーニ】

ジャケット LARDINI【ラルディーニ】 ダブルジャケット 着用siz50
シャツ BARBA【バルバ】ドレスシャツ 着用siz40
ネクタイ FRANCOBASSI【フランコバッシ】ネクタイ
チーフ FRANCOBASSI【フランコバッシ】チーフ
ニット ZANONE【ザノーネ】チルデンニット 着用size48
パンツ INCOTEX【インコテックス】ワンプリーツパンツ 着用siz48
シューズ Baudoin&Lange【ボードゥイン&ランジ】ショートペニーベルジャンコンビローファー 着用size42
バッグ ACATE【アカーテ】別注 フラップ付きトートバック
英国トレンドのが落ち着きを見せ、今やアメリカのトレンドが旬ドコロ。
それは我々のイタリアファッションのジャンルだけに留まらず、
今やファストファッションやメゾンブランドでさえその流れを象徴するようなアイテムがこぞってコレクションされております。
それも一つ、去年Ralph Lauren【ラルフローレン】が50周年を迎えた事でも有名になったからでしょう。
我々も従来通りであればネイビージャケットにホーン(水牛)釦や、キラッとした色っぽい釦を配しオーダーをしていたところ、
最近はめっきり金ボタンを数々のジャケットに配して「ブレザー化」してオーダーをしております。
「釦でここまで印象が変わるか!」と、我々も改めてメンズファッションの面白さと難しさを直に感じております。
そんな中から本日は、LARDINI【ラルディーニ】のダブルの金ボタンブレザーを用いたコーディネートのご紹介。
上記でもお話致しました通り、昨今の流れとして”全身イタリアン”
のようなイタリア血中度の高い艶っぽいスタイルは、現地でも既に古臭くなっている様子。
所以に、我々のようなドレスアイテムを強みにしているお店でも「英国調」や「アイビー」等、
イタリア仕立てをベースにアメリカやイギリス等をMIXしたスタイリングが旬。
現に、姉妹店のCINQUE un ALTROでお取り扱いがございますFORTELA【フォルテラ】
を手掛けているアレッサンドロ・スクアルツィ氏は大のRalph Lauren【ラルフローレン】好きだとか。
ですが、急にアメリカブランドをMIXしようとしても、生ハム×メロンのように、
実際は凄く美味しくて味わい深いんだけど、その組み合わせを口にしたことの無い方は一見違和感を覚えますね。
それは洋服でも同じ事なので、「イタリアブランドでアメリカの薫りがするもの」に注目すると
難易度も低くアメリカテイストを取り入れやすいのではないかと。
そんなアイテムを弊店では多数取り扱っております。
又、脱線しますが、「イギリスは堅すぎて、アメリカは色気が無い。」
と、我々の業界人では誰もが読んだ事のある「クラシコイタリア礼賛」の著者でもあります落合さんが仰っておりました。
やはりイタリア服を扱っている以上、色気というワードは切っても切れない縁ですからね。
LARDINI【ラルディーニ】のエクスクルーシブ素材所以、見るからに分かる高級感漂う美光沢なウール素材。
ここまで高級感と美しさを兼ねたネイビーは、まるで珠玉のよう。
そんな生地が潤っているかのようなエクスクルーシブ素材に金ボタンを配す事で、
現代のブレザーと化して温故知新な雰囲気へと昇華!
大人の粋と風格を見せつけたいなら、思い切ってダブルブレストタイプを選ぶのもアリです。
貫禄が出過ぎてしまうことを心配するかもしれませんが、
ご覧の通り同ブランドのモデルはほどよく細身かつ軽快な仕立てゆえ、シャープに着用が可能。
シャツにはBARBA【バルバ】より、ブラウンのロンドンストライプで知的さとイタリアらしいラテンな薫りを漂わせ、
ネクタイにはFRANCO BASSI【フランコバッシ】よりネイビー×ブラウン配色のペイズリータイを結び、
シャツのブラウンとジャケットのネイビーを拾った算段。
シャツをストライプ、ネクタイはペイズリー。
と、柄on柄を容易く組み合わせる有効打として、このチルデンニットがオススメ。
学生時代にブレザーの下に着ていた学校を出身の方はなんだか懐かしい感じがするのでは!?
私も中学時代を学ランで過ごしていましたが、その時からブレザースタイルへ憧れがあり、
高校になってからというもの、ボンボンになった気分がしてなんだか気浮かれていたのを思い出します。(ミーハーというより単細胞)
そんなアイコニックなニットはZANONE【ザノーネ】らしいファーストタッチが柔らかくもしっかりとした素材に、
タイトなサイズ感にて仕上げてきております。
その為に着膨れ感やダルンダルンになる野暮ったい印象は無く、綺麗な状態でアイコン的ニットを楽しんで頂けます。
パンツにはINCOTEX【インコテックス】より出ましたテーパードフィット。
認知されている「N35」や「N24」のような股上の浅さではなく、
少し深めに設定された股上ながら、ヒップ回りのもたつきは払拭されており、
裾にかけてギュッと効いたシルエットが特徴。
昨今は太パンの流れながら、逆境の中で上手く世渡りしております。
時代を少し踏襲しているだけなので、太パンが未だ苦手な方やお仕事柄やはりシュッと見せたい方は
同ブランドのパンツは手放せないですよね。
素材はモールスキンでネイビーをセレクト。
肉厚ながら柔らかいタッチが特徴で、ON・OFFどちらにも対応出来、
コットン素材と聞くと夏に履く素材のイメージですが、このモールスキンは秋冬ならでのコットン素材で、
まさに冬にしか出てこない雪見大福のような感じ!
バッグにはACATE【アカーテ】よりSIROCCOをセレクト。
縦長の形であるが所以にスマートなシルエットと、この上質な質感がビッグメゾンを連想させるかのようで、
同ブランドはとにかくファッション性に富んでおり、どんなコーデにも溶け込むようなアイテム。
見るからに控えめで究極にシンプル。
所以に、3歩下がって後ろを付いて来てくれるかのような大和撫子的存在。
クオリティだけで登り詰めているこの存在感は他に類を見ません。
Baudoin&Lange【ボードゥイン&ランジ】からはショートペニーベルジャンコンビローファーをセレクト。
モノトーンの流れが来春はより顕著に表れる中、最近ではオペラシューズやスモーキングジャケットを
ドレスダウンして着るスタイリングも多く見かけます。
そんなファーマルアイテムをアンフォ-マルに着用するのにちょうど良いのがこちらのコンビ。
深いネイビー×ホワイトの、一見モノトーン配色のこちらは、
マスクの部分もホワイトでセレクトしているが所以にありそうでなかったコンビの誕生!
今流行りのスクールスタイルモダンに仕上げるに持ってこいですね!
ご参考頂けmust幸いです!