こんにちは。
CINQUE CLASSICOの行徳(ぎょうとく)です。
11月も早中旬を迎え、最低気温が15℃を下回る日が増えてきました。
このデータはレディースですが、最低気温が15℃を下回り始めるとコートの動きが活発になります。
すっかり冷え込んで参りましたが、いかがお過ごしでしょうか。
そろそろコートの着用をお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、先日のTAGLIATORE【タリアトーレ】のカシミアのポロコートに引き続きまして、TAGLIATORE【タリアトーレ】のヘリンボーンのポロコートをご紹介します。
TAGLIATORE【タリアトーレ】ポロコート CFBLMOW 89SIC034 B1045 コットン ウール ナイロン アルパカ モヘア リネン ヘリンボーン ネイビー×ホワイト
販売価格(税込): 129,600円
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TAGLIATORE【タリアトーレ】ポロコート CFBLMOW 11SIC058 N3200 ヴァージンウール ヘリンボーン ブラック×ホワイト
販売価格(税込): 124,200円
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TAGLIATORE【タリアトーレ】【秋冬】ポロコート CFBLMOW 11REC055 M3381 wool HERINNGBONE BROWN×BEIGE (ウール ヘリンボーン ブラウン×ベージュ)
販売価格(税込): 124,200 円
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今回は、先日のTAGLIATORE【タリアトーレ】のカシミアのポロコートに引き続きまして、TAGLIATORE【タリアトーレ】のヘリンボーンのポロコートをご紹介します。
ポロコートのおさらいを少々・・・
ポロコートの原型は19世紀の後半、イギリスのポロの選手が、競技の間の待ち時間に着用した「ウェイトコート(WAITCOAT)」にあります。
20世紀に入ってアメリカのブルックス ブラザーズ社がこの形のコートを“ポロコート”と命名して発売して以来、この名が定着したと言われています。
ポロは日本ではあまりなじみのないスポーツですが、欧米のファッションに大きな影響を及ぼしているのがよくわかります。
ポロコートのディティールですが、アルスターカラーと呼ばれる大きな襟、ダブルブレステッド6個ボタン、バックベルトと呼ばれる背中だけに施されたベルト、袖口には幅の広い折り返し(ターンナップカフ)が付いていましたが、現在では省略され通常の袖口釦使いも多く見受けられ、パッチ&フラップポケット仕様という点が特徴でしょうか。
クラシックなチェスターフィールドコートより、スポーティな印象があるのが特徴ですが、スポーティなディテールだからこそ、スーツやジャケット&パンツスタイルなどのセットアップスタイルはもちろん、セーターにデニムやチノパンツなどのカジュアルスタイルまで、合わない着こなしやスタイルが見つからないぐらい汎用性が高く、全方位型にお洒落に羽織っていただけるコートとさえ言えるのです。
こんな背景を持つポロコートですが、TAGLIATORE【タリアトーレ】の手にかかれば、ポロコートはスポーティーでありながら且つエレガントに生まれ変わります。
素材はカラーによりそれぞれ違いますが、
ネイビー×ホワイトは、ホワイトの部分に光沢感のあるフラットなテープ状の糸を使用して凹凸感を出しており。
ブラック×ホワイトは、ホワイトのネップ糸(糸の節のこと。ところどころに糸の塊が現れた糸)を使用して表情を出しており、
ブラウン×ベージュは、カラーネップ糸を使用してカラーの楽しさを出しており、
それぞれ個性がある点がタリアトーレらしい素材の使い方です。
重厚そうに見えますが、素材感は見ためより軽くて柔らかいです。
カッティング技術の高さを生かしたタリアトーレらしさはシルエットでも充分に表現されており、美しい曲線美を作り出し両脇の高い位置からの強めにシェイプしたウエストの絞り込みが印象的で構築的なスタイルを感じさせます。
また、ゴージラインの高さ(ハイゴージ)やポロコートの持つクラシカルなディティールをデザイン面では踏襲しつつ、モダンな雰囲気を醸し出すきれいなシルエットを融合させる高い技術力はさすがのタリアトーレです。
無地のコート+柄物のコートがあれば、冬のコーディネイトが幅広くなり、オン・オフ両方のスタイルを作り出すことができます。
ぜひ1枚ワードローブに加えてみてはいかがでしょう?
胸元のウェルトポケットには、チーフ代わりに、色馴れかアクセントかは別にして実用とポイントを兼ねて、GANTIER CAUSSE【ガンコス/コース】のペッカリーかナッパのグローブ を挿してみて下さい。
2着目、3着目のコートを柄物で、とお考えなのであれば、このヘリンボーンのコートを是非、お早目にご検討下さいませ。