大人のビジカジはミニマルでなんぼ!TITO ALLEGRETTO【ティト アレグレット】
スーツ De Petrillo【デ ペトリロ】シングルジャケット 着用size44
ニット Drumohr【ドルモア】Modern ニットポロシャツ 着用size46
パンツ GERMANO【ジェルマーノ】ツープリーツパンツ 着用size42
シューズ CHEANEY【チーニー】別注サイドゴアブーツ 着用size7
マフラー PIACENZA【ピアチェンツァ】
今季より弊店で取り扱いをスタートさせた、ナポリのブランドTITO ALLEGRETTO【ティトアレグレット】。
先日の海外出張模様を見ていましたが、一見強面なティト氏はかなりきさくな方の様子ですね~。
PITTI二日目に会場で代表フジワラと木田バイヤーと一緒に撮っているのを拝見しましたが、ティト氏らしいミックススタイルがカッコよかったです!
グレージュ色のカバートクロス素材のダブルスーツに、赤のギンガムチェックシャツ、ネクタイにはアイビーのにおい漂うクレストタイ、足元は外羽の茶靴。
と、アメリカの要素を入れながらもドレスで合わせるというイタリア人には珍しい、日本のセレクトショップ定員の様な着こなしでしたね。
聞くところによると毎日のように数々の名ショップのVMDを担当されていた様子で、その感性が装いにもしっかり反映されているように感じました。
と、またどーでもよい私の感想は他所に…。
同ブランドより採用したこちらのシングルベルテッドコートを用いて、ミニマルにドレカジを体現しました。
一見派手だな~と思いがちですが、色を堅実に拾いモノトーンを忠実に装えばモーマンタイ。
冬の三種の神器の一つでもあるマフラー。
冬になれば、必ずといっていいほど街を歩けばマフラーに当たる程!?
マフラー選びにセオリー等は特にありませんが、顔周りに挿すアイテム故に印象がかなり操作されます。
例えば、大きいマフラーですとボリューム感が増す故にフェミニンさや、高級感等が見受けられます。
逆に、小さいマフラーになると男性らしさやビジネス感等かなと。(偏見)
今回は、コートのボリュームがある為に、ボリューム負けしないような算段。
同ブランドの代名詞でもあるカシミヤにシルクをブレンドした贅沢なお素材を採用しており
とろけるように滑らかな起毛感が他とは一線を画します。
表面と裏面がブラック×ミディアムグレーと別カラーになったリバーシブル仕様の為に、コートのカラーを堅実に拾いました。
ジャケットにはDe Petrillo【デ ペトリロ】より、ヘリンボーンのグレーを採用。
クラシックながらカシミヤ混故にミドルエイジが着るに相応しい至高の一着。
コートにも柄を用いているので柄on柄でうるさくなりがちかと思いますが、喧嘩する事なく落ち着いた印象に。
ニットには、オフィスカジュアルで大活躍するニットポロを採用。
グレーのヘリンボーンのインナーとして色合わせもブラックを採用しました。
パンツには冬らしさを一気に加速させてくれるコーデュロイを採用。
白は白でもコーデュロイというほっこりした素材を用いることで寒々さは感じさせず、
起毛感のあるコートやジャケットと相性バグツン。
足元には同じく起毛素材のスエードをブラックで採用。
表革とスエードでは同じブラックでも印象がサマ変わりします。
光の反射を受けにくいので、スエードのほうがよりシックに見えます。
起毛には起毛を。
昔ながらのルールをもう一度この機会に見直してはいかが?
ご参考頂けmust幸いです。