聡明さ漂う男の着こなし!TAGLIATORE【タリアトーレ】
コート TAGLIATORE【タリアトーレ】シングルアルスターコート THOMAS 着用size46
ジャケット TAGLIATORE【タリアトーレ】シングルジャケット 着用size46
シャツ BARBA【バルバ】ドレスシャツ DENDY 着用size37
ネクタイ TIEYOURTIE【タイユアタイ】ネクタイ
パンツ GERMANO【ジェルマーノ】ツープリーツパンツ
シューズ EDWARD GREEN【エドワードグリーン】VENTNOR 着用size8
バッグ CISEI【チセイ/シセイ】トートバッグ
CINQUE CLASSICO BLOGをご覧の皆様、こんばんは。
KOBE店カキモトです。
本日は聡明さ漂う男の着こなしと題して、秋のジャケパンスタイルをご紹介いたします。
気温もようやく低くなり、木々の色味も秋らしさを増してきました。
時期に美しい紅葉を眺めることができそうです。
そして季節の移り変わりと共に、衣替えをしたという方ももう大多数といったところでしょうか。
皆さんの今年の服装はどんなのが気分ですか??
まだ悩み中という方もいらっしゃるかもしれませんね。
今年は昨年まで長らく続いたモノトーントレンドがやや落ち着き、
色物が復活しているように感じています。
本日のコーディネートブログでは、色物を多数使用したコーディネートのご紹介をいたします。
最後までお付き合いの程よろしくお願いいたします。
本記事のタイトルの通り、聡明さを感じるという点がポイントです。
イタリアブランドをたくさん使用した着こなしはどこか煌びやかでギラギラしたような印象があるかもしれません。
なので知的さとはやや離れたイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、
今回はその知的さを表現してくれるコーディネートを組んでみました。
全体的な総括は最後にするとして、
まずはコートに目を向けてみます。
まず目に入るのは、この柄でしょう。
クラシックなグレンチェックを大柄で取り入れています。
カラーリングに関してもこのアイテムだけブラック×ホワイトです。
セオリー通りにいくならば、ブラウン。
ですがここであえてブラック×ホワイトをチョイスすることで、
全体の雰囲気が引き締まります。
パンツへの繋がりも良い点です。
近年のコートトレンドは、ややゆる且つロング丈(膝から下)。
しかしこのコートに関しては、フィッティングもスリムかつ膝上の丈感に仕上げることによって、
スッキリとした印象に仕上がっております。
こうすることで非常にスマートな印象を表現することが可能になり、
知的な雰囲気を纏う事に一役買ってくれます。
続いてはジャケット。
ここで登場するのは、起毛素材を使ったブラウンジャケットでございます。
起毛素材と色味の効果により、着用者の余裕が漂います。
カシミアとヴァージンウールをブレンドした素材が高級感を感じさせるものの、
やり過ぎた印象はなく、品の良さのみが際立ちます。
Vゾーンに関しても上品さが意識されています。
ブルー加減が絶妙なサックスブルーのシャツにブルー×ベージュのレジメンタルタイ。
シルクタイながらも伝統的セッテピエゲ製法によってつくられていることから、
シルクの強い印象が相殺され、柔らかな雰囲気が演出されています。
チーフに関しても色味を合わせ過ぎない点がポイント。
色味の系統はジャケットやシャツ、ネクタイと同調させながらも微妙にずらした合わせがお上品です。
パンツに関しては、ブラウンやベージュを持ってくるのではなく、
高貴さ感じる正統派ネイビーを採用することで、
シャツタイとのつながりを完成させ、全体的なまとまりを創り出しています。
ベージュにするとお洒落感が高まるところをネイビーで締めるのは一つの方法ですね。
シューズに関しては表革でもなく、ブラックでもなく、
ブラウンスエード。
さらにはイギリス靴を採用することで、誠実な印象を足元でも演出することが可能です。
いかがでしたか。
今回は『聡明さ』をテーマにしました。
ネクタイやシャツにははっきりとした色味を使うのではなく、
やや淡いお色を選択することで煌びやかさとはまた違う雰囲気を演出し、
パンツには濃紺を採用することで高貴な印象に。
コートのシルエットにもこだわることで全体的にスマートなスタイリングを完成させました。
ご参考にしていただければ幸いです。
それでは、また。