CINQUE CLASSICO【チンクエクラシコ】

CINQUE CLASSICO【チンクエクラシコ】

意外にコンサバ!!!ベニーことDe Petrilloのオーナー、ペトリロ氏ご来店!!!


 
本日はあの大人気ブランド、真のサルトリアブランドDe Petrillo【デ・ペトリロ】オーナーのペトリロ氏がCINQUE CLASSICO OSAKA店にご来店頂きました!!!
 
昨年の春夏に東京の展示会でお逢いした事を今でも覚えてくださっており、熱いシェイクハンドからのCiaoを交わしました!!!
  
本日の同氏のコーディネートは、”アイボリーの細畝コーデュロイのコットンスーツ”×”デニムシャツ”×”ウールタイ”×”表革のブラウンのペニーローファー”と、秋冬になろうとしているこれからのシーズンになんとも爽やかなスタイリングで登場。
 
今回のコーディネートのテーマを伺うと、
  
ペトリロ氏「今日はお昼から行動する事が多かったから明るめのスーツを選んだんだ。それもスポーティになるようパッチポケットのスーツ。シャツにはインディゴのデニムシャツをセレクト。ネクタイはシャツの色とスーツの色を拾ったウールタイでまとめたんだ。どうだい?笑」
 
見ためからラテンな香りがプンプンする同氏ですが、コーディネートの合わせは至ってコンサバティヴな堅実な合わせ。
  
活動する”時間帯”や着ていく”場所”、”シーン”に合わせて色や素材を組み合わせる同氏には脱帽です。
  
私もお休みの時には昼間に活動する事が多いのですが、どうしても好きな暗めのスーツやジャケットを着用して出かける事が多く、TPOに合ってない服装をする事が多々あります。汗
  
同氏のように”自分のスケジュールを洋服で体現する”というか、活発に動く時間帯に合わせてコーディネートを組むのはとても参考になりましたね。
  

  
そして、弊店で現在取り扱いのありますDe Petrillo【デペトリロ】のジャケット2型、スーツ1型を選び、一番オススメのコーディネートをそれぞれ組んで頂きました!!!
 
こんな場面まぁー無いので最後まで見逃し厳禁ですよっ!!!
  

 
あーじゃないこーじゃないと、真剣なまなざしで選んで頂いている同氏。
  

 
自ら平台の上でチェックし、

正規輸入代理店の相馬さんへどーかなーと、意見を求める場面も!
 
女性にこのように意見を聞くのも女性側からしたら「私頼られているっ!」キュンっ!
 
て、なるように計算してるんでしょうか。
 
流石イタリア人にはかないません…。
 
そして出来上がったコーディネートがこちら!!!
 


 
“ネイビーのカシミア””ブラウンのシャツ””カシミアのベージュ×ホワイト”のタイ。
 
こちらのポイントを伺うと、
 
「ジャケットが決まったら次にシャツを決めて、最後にネクタイで遊ぶ事が多い。ネイビーのジャケットに対し、シャツのブラウンがはっきり濃く出ているからネクタイはベージュで落ち着かせたんだ。ジャケットのカシミア素材と合わせることでエレガントさが増すから素材を統一することも大事なんだ。」

と。最近は梳毛×起毛というMIXでの提案も多く見受けられる中、同氏はしっかりと抑えるべきところは抑えており、とても納得のいくコーディネートだと感じました。
 
次にこちら!
 
同じジャケットを用いてドレス寄りとスポーティ寄りの二つのコーディネートを組んで頂きました。
 


  
「本当はあまりすきじゃないんだけど、全体のハーモニーがあっていれば異素材MIXも全然問題ないよ!自分はあまりしないけどね!」
 
と、ドレス寄りのコーディネート。
 

「スポーティにふる時にはデニムシャツにネクタイをするのがオススメなんだ。こちらも同じくカシミア素材のジャケットとネクタイを合わせる事。デニムシャツでスポーティになりすぎるからエレガントさも残すことも忘れずに。」
 
と、あくまでエレガントさは残す同氏。
 

そしてグレー無地のダブルのスーツ。
 
「こちらのシャツはおそらくグレーとネイビーを混ぜたような色だろ?だからスーツとの色を拾って相性が良いんだ。ネクタイにはメランジをセレクト。スーツと同じようなソリッドを持ってくるより、表情が出るだろ?」
 
と、このコーディネートを指さして

「うん。これが一番しっくり来るな。」
 
と、ご自身の組んだコーディネートにご満悦な様子。

次に同じスーツを用いたドレスコーディネート。
 
今度はパターンオンパターン。
 
ピッチ幅が違うのと、お色も濃淡がしっかりある事からガチャガチャしてみえないのか、と感じました。
 

 
一仕事を終えた同氏にエスプレッソを提供。
 
「アリガトゴザイマス」

と、クリクリした目で。
 
エスプレッソグラスのALESSI【アレッシ】を見るなり、
 
「日本のような容器だね。」
 
と、イタリア物ながら日本のエッセンスも何か感じ取ったご様子。
 
御年60の同氏ですが、これから一緒に大きい事をして共に歩んでこーぜ!と、活力のあるオーナーさんでした。
 
Grazie!!!